【新米予約】季節のおすすめ - 3Kg(令和6年産)※発送は11月8日から
¥3,900
この商品は【新米予約】です(発送は11月8日から)。
初めての方におすすめです。遠野4号・ササニシキ・亀の尾の3品種から
その時期に合わせた品種をお届けします。
ご注文頂いたキロ数の玄米を精米してお届けいたしますので、米ぬかの分(およそ10%)を指し引いた重量となります。ご了承下さい。
※この秋から、これまでの玄米1キロ1,200円から1,300円へ、約8%の価格変更をさせて頂きたいと思います。大変申し訳ございません。
遠野生まれのお米「遠野4号」
カッパや座敷わらしなど、「遠野物語」でおなじみの民話の里、遠野。深い山々に囲まれた遠野市は昼夜の寒暖差が大きく、また水も冷たいのですが、そんな遠野の気候風土に適した品種が、岩手在来のお米を掛け合わせて生まれた「遠野4号」です。1930年(昭和5年)に遠野市で誕生した品種ですが、栽培方法が変化する中でいつしか廃れてしまいました。遠野・小友町に合う米作りをと考える勘六縁で、少しずつ栽培をスタート。数年をかけて復活させることができました。
大きな粒が特徴の「遠野4号」は、噛めば噛むほど穀物の旨味と香りが広がります。粘り気が少なく透明感のあるすっきりとした味わいで、例えばうすくち醤油とみりんで味をつけた煮物、塩を振っただけの脂ののった焼き魚など、昔ながらの食事によく合います。
昭和の代表作「ササニシキ」
自然栽培に取り組む農家の多くが育てるササニシキ。1963年(昭和38年)、宮城県古川市で生まれました。亀の尾のひ孫にあたり、無肥料でもぐんぐんと分げつ(根に近い主茎から側枝が発生すること)して育つ頼もしい品種です。病気に弱く、作る農家が減っていますが、コシヒカリと並ぶ、昭和を代表するお米です。
粒立ちが強く、さっぱりと粘り気の少ない味わいは、お寿司やチャーハンなどにぴったり。口の中でパラパラとほどける感覚は、それだけで食事をおいしく、味わい深いものにしてくれます。お米の存在を主張しすぎないので、お刺身を使った手巻き寿司や野菜料理など、素材の味を楽しむおかずと好相性です。
日本のお米の原点「亀の尾」
1893年(明治26年)に山形県庄内で生まれた、日本で最も古い品種の一つ。いまある品種の多くが亀の尾を祖先としていることから日本の稲作の原点は亀の尾にありと考え、大切に育てています。背丈が高くて倒れやすく、病気に弱いので、今ではほとんど作られなくなりました。酒米(酒造好適米)として知られていますが、ご飯として食べても美味しいです。
コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、つや姫など、味の良いお米の祖先だけあり、甘みを感じさせるバランスのとれた味わいです。コシヒカリほどの粘り気がないので、カラリと揚がった唐揚げやおろしポン酢を添えた豚カツなど、おかずと一緒にご飯をいただく際におすすめ。お米の味をそのまま味わう「塩握り」もぜひ、お試しください。
ご注文の前に必ず「お買い物ガイド」をご確認ください。
新米発送は11月8日(金)からを予定しています。お待たせしまって大変恐縮なのですが… どうぞよろしくお願いいたします。大切に収穫して準備してまいります。
発送タイミング、ご注意いただきたいことについて詳しくは「お買い物ガイド」をご覧ください。
https://kanrokuen.base.shop/blog/2022/03/12/175406